サイディング外壁について 後編 ~デメリット~

サイディングは家の外観を美しくし、保護するための一般的な外装材料ですが、いくつかのデメリットもあります。

デメリット 

メンテナンス費用がかさむ

最低でも10年に一度、再塗装が必要になります。また、シーリングについては10年内に必ず劣化してしまいます。その分の修繕費用がかかってしまいます。

熱を蓄積しやすい(窯業系)

窯業系サイディングには、熱を蓄積しやすい性質があります。そのため、夏は不要な外の熱を家の中に溜めてしまい、普段より多くの時間、エアコンを使用しなければならないこともあります。

防水性能が低い

サイディング自体には実は、防水機能は備わっていません。雨風や紫外線による劣化で、雨漏りに発展してしまうこともあります。そのため、塗装や防水シートで防水処置を行うのです。

つなぎ目(目地)がある

サイディングボードのつなぎ目は、シーリングという建材で埋められています。そのため必ず外壁につなぎ目が出来てしまうのです。

いかがでしたか?前回に続き、今回はデメリットを解説させていただきました。

メリット・デメリットどちらもよく理解し、サイディング壁にするかどうかご検討いただければ幸いです。