外壁材のサイディングは4種類ある!?

日本の住宅のほとんどにサイディングが使われています。サイディングには4つの外壁材質があり、それぞれに違った特長を持っています。

 

【4種類のサイディング】

窯業系サイディングは、最もポピュラーな素材です。さまざまな模様、デザインがあるのが特長です。水を含みやすい外壁材質のため、10~20年単位で、防水性のある外壁塗装を塗り替える必要があるでしょう。

 

樹脂サイディングは、それほど一般的ではありません。アメリカンスタイルのデザインの住宅などに使われることが多いようです。色が練り込んでいるので、対候性、色褪せに強いです。樹脂製のため軽いので、耐震的に有利になります。

 

金属系サイディングは、ガルバサイディングとも呼ばれます。薄く柔らかいので、いろいろな加工ができ、おしゃれです。

 

木製サイディングには、杉板やレッドシダーなどが主に使われます。趣があり、経年変化を楽しめます。

 

サイディング機能で選ぶなら窯業系?金属系?

一般的な住宅に1番多く使われているのは、窯業系サイディングです。デザイン豊富で、機能性にも優れています。防火性能が高く、凹みにも比較的強いです。ただし、外壁塗装をしないと、すぐに水が染み込んでしまいます。定期的なメンテナンスが必要です。

金属系サイディングは、耐熱性能が非常に高いです。また、軽量で耐震性に有利で、耐久性の高さも魅力です。こうした機能を比較して、どのサイディングを使うか決めるとよいでしょう。

 

それぞれのサイディングは、違った機能を持っています。好みや値段だけでなく、機能を比較して選ぶのがおすすめです。